ジョブサーチをするうえで大切なことは、
以下の2つの点について把握をしておくことであると思います。 自分が何をしたいのか? 自分は何をすることができるのか? ・自分がしたいこととできることにギャップがない場合には、活躍の可能性が大きいでしょう ・自分がしたいことでも、それが不得意なことである場合には、スキルアップが必要でしょう ・自分がしたいと思う(興味がある)ことではなくても、それが得意な場合には、キャリアにつながるでしょう ・自分がしたいと思う(興味がある)ことでなく、かつ不得意な場合には、選択肢から外れることが多いでしょう ジョブサーチをするうえで、 上記の4つのケースのどれに当てはまるかを整理してみることが有効であると思います。 どのケースを選択することも、もちろんあり得ると思います。 状況を客観的に把握したうえで、あなたの考えに応じて選んでみてはどうでしょうか。
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自分が本当にやりたい仕事、
大好きな仕事が見つかっていなくても、 問題ありません。 転職活動をしている社会人、就職活動をしている学生さんの中には、 自分がやりたいことが分からないと言って、焦っている人がいます。 そうして、自己分析が足りないのではないかと、 悩んだりしている姿が見受けられます。 今の時点で、もし自分のやりたい仕事、 大好きな仕事が分からなくても、気にしなくて大丈夫です。 そういう場合には、やりたいことや好きなこと、 という切り口からジョブサーチをするのではなく、 現在おかれている自分の状況でのニーズ(必要な要素を満たすこと)や、 心地よいと感じる働き方であるかどうか、 といった切り口からジョブサーチをしてみてはどうでしょうか。 そうして仕事をしているうちに、 次第に、自分がやりたいと思う仕事、好きな仕事、 (逆にそれほど好きではない仕事)、の区別がついてくるでしょう。 同時に、しっくりくる働き方(職場環境、仕事仲間など)についても、 理解が深まってくるものです。 誰だってはじめから、自分のやりたいことが明確なことはありません。 経験をすることで、自然と分かってくるものではないでしょうか。 10年以上前、都内のクリニックで女性医師にお会いしました。
彼女は35歳の時に、医師になることを決めて、医学部に入学したそうです。 私が彼女にお会いした当時、彼女は50代前半でしたが、ひじょうに優秀な医師でした。 その当時、私には、彼女がどうして30代半ばで医師になろうとしたのか、 理解できませんでした。 一般的に、医師になるには年齢的に多少遅いのではないかと思えたからです。 しかし、今では、あの女性医師がなぜ30代半ばで医師を志したのか、 分かるような気がするのです。 彼女は勇気があるだけでなく、自分のしたい仕事(職業)を見つけたのです。 20代から30代前半までの経験を通して、やりたい仕事が分かったのです。 誰にでも、ごく自然に同じことが起こりえるのではないかと思えるのです。 自費で国内MBA取得を考えているあなたへ ビジネススクールへの進学をプラスにできる人と、 そうでない人の違いについて、まとめてみます。 まず、転職希望者の中で、 国内MBAの取得を検討しているビジネスパーソンの考える転職戦略について、 その傾向をまとめておきます。 キャリアアップを狙った転職を考えるビジネスパーソンの中で、 転職の代わりに、まず国内MBAの取得(フルタイムでの国内ビジネススクールへの進学) を選択肢として考えている人が複数みうけられます。 そのようなビジネスパーソンのキャリアアップ転職戦略としては、 (あまり満足をしていない)現職を辞め、 フルタイムの学生として国内ビジネススクールの学生として学び、MBAホルダー(見込み) となったうえで就職活動をして、(自らがキャリアアップと考える)希望の企業の特定の ポジションに採用をされる、というものです。 あるいは、現時点ではこれといったスキルセットや専門性を持たないビジネスパーソンが、 国内MBAホルダーになることで、(自らが考えるよりレベルの高い)希望の企業の特定のポジションに 採用される、というキャリアアップ転職戦略のケースもあります。 ところで、国内MBAホルダーの、日本の中途採用マーケットでの価値を知っていますか?巷で耳にする、「MBAホルダーは転職に有利」「MBAホルダーになれば年収アップが可能」・・ といった噂は本当なのでしょうか。 国内MBAホルダーの日本の中途採用マーケットでの価値について、 なんとなくのイメージではなく、明確なデータとして把握をされたことはありますか? このことに関する興味深いデータを、以下にご紹介します。 Source: 「検証 ビジネススクール 日本でMBAを目指す全ての人に(慶応義塾大学出版会)」この冊子にまとめられている、以下のアンケート結果に注目してください。 ■MBA保持者の新卒採用と中途採用に対する姿勢 (質問22)中途採用において、MBA保持者に対する貴社の採用姿勢はどのようなものですか? (企業からの回答)「意識的にMBA保持者は採用していない」とする企業が最も多く60%に達する。 「MBA保持者であるかどうかは考慮しない」も57%でかなり多い。 その理由としては、「職歴重視」「人物本位」という記述が多く、中途採用市場においてMBAの プレゼンスが十分に高まっていないと考えられる。(中略) しかし、将来のMBAへの期待は大きい。将来「MBA保持者を積極的に採用するつもりだ」は 80%にも達する。MBAに対する期待は、特に中途採用市場で将来高まると予測できよう。 *サンプルの特性 調査対象は、慶応義塾大学ビジネススクールに社員を派遣した実績のある約500社に、 既存のデータベースによって人事担当者の氏名がわかる企業約1000社を加えた1459社である。 アンケートへの回答企業数は150社であり、回収率は10.3%であった。 *無作為抽出の方法を採用せず、今回のアンケートの対象となった企業は、 ビジネススクールやMBAプログラムに関心の高い企業群であり、 その意味でこの調査は、平均的な日本企業の人事担当者の意識を表したものではない。 以上のアンケート結果から、あなたは何を知りましたか。キャリアアップ転職を狙うにあたって、賢くキャリアプランを計画することが大切です。
MBA取得を考える際には、基本に立ち返って、なぜ自分はビジネススクールに通うのか、 見つめなおしてみてください。 MBA取得が転職活動の切り札になるのでは・・という考えのあなたは、もう一度検討をして みることも有効かもしれません。 純粋に、ビジネススクールでの学びが、自分にとって真に価値があると考えるあなたは、 その選択は有意義なものに違いありません。 ぜひ充実したビジネススクールライフを送ってください! |